10月に3つのコンサート
21/09/18
忙しい10月:二つの新作が初演されます。また重みのあるソロ作品が再演されます。
まず、10月6日に渋谷の松涛サロンで大井浩明さんが私の新作ピアノソロ「霞を抜けて」を初演します。Portraits of Composers第37回公演《北米ピアノ・アンソロジー》の中で取り上げられるが、現代の代表的な作曲家(バビット、カーター、クラム、アダムズ、ゾーン、ヴィヴィエ)の作品も同時に演奏される予定です。
私の新作のプログラムノートから:
詳細、予約は大井氏のウェブサイトをご覧ください。
エレキギターとフィールド・レコーディングのための「歌枕1:寧楽池(ならのいけ)」は、山田岳氏が10月17日、 ティアラこうとうで初演します(9月に初演された「歌枕2:アルナルダールル」もご覧ください)。エレキギターのための作品を作曲したのは初めてだったので、私にとっては本当に実験的な作品です。
プログラムノートの抜粋:
演奏会の詳細、また予約は山田氏のウェブサイトをご覧ください。
最後に、吉澤延隆氏から2013年に委嘱を受けて作曲した箏曲「小男鹿」が再演されます。私の全作品のなかで、「小男鹿」は画期的作品である。能の美学に係る作法に則って作った初の作品で、今までで一番長いソロ曲です。その秋の連歌がテーマの演奏会は10月24日、古賀政男音楽博物館内けやきホールで行われます。詳細、予約はe+のウェブサイトをご覧ください。
吉澤氏が「小男鹿」の初演を再考してください:
まず、10月6日に渋谷の松涛サロンで大井浩明さんが私の新作ピアノソロ「霞を抜けて」を初演します。Portraits of Composers第37回公演《北米ピアノ・アンソロジー》の中で取り上げられるが、現代の代表的な作曲家(バビット、カーター、クラム、アダムズ、ゾーン、ヴィヴィエ)の作品も同時に演奏される予定です。
私の新作のプログラムノートから:
霞のような三層の音楽素材が厚くなり、次第に消散していく。バスのクラスターは次第に個々の音符になっていく。旋律が鍵盤の上に大きく広がり、だんだん早くなり、そして遅くなっていく。鍵盤中央部の倍音はあるときは複雑な、またあるときは簡素なニュアンスの微分音の和音を伴なって、本曲のサウンドスケープを彩っていく。
詳細、予約は大井氏のウェブサイトをご覧ください。
エレキギターとフィールド・レコーディングのための「歌枕1:寧楽池(ならのいけ)」は、山田岳氏が10月17日、 ティアラこうとうで初演します(9月に初演された「歌枕2:アルナルダールル」もご覧ください)。エレキギターのための作品を作曲したのは初めてだったので、私にとっては本当に実験的な作品です。
プログラムノートの抜粋:
歌枕1:「寧楽池」は、春日大社の池と猿沢池、勝間田池といった歌枕に基づいて作曲 した。それらの池はそれぞれ春や王子の恋人の自殺、儚さに関連付けられている。
演奏会の詳細、また予約は山田氏のウェブサイトをご覧ください。
最後に、吉澤延隆氏から2013年に委嘱を受けて作曲した箏曲「小男鹿」が再演されます。私の全作品のなかで、「小男鹿」は画期的作品である。能の美学に係る作法に則って作った初の作品で、今までで一番長いソロ曲です。その秋の連歌がテーマの演奏会は10月24日、古賀政男音楽博物館内けやきホールで行われます。詳細、予約はe+のウェブサイトをご覧ください。
吉澤氏が「小男鹿」の初演を再考してください: