Daryl Jamieson

composer

歌枕3:西芳寺

現代音楽シリーズ「庭」 第1回公演

プログラム

1 : ジョン・ケージ 「龍安寺 - Ryoanji
2 : ゼミソン・ダリル「西芳寺 - Saihōji

出演: 
 薬師寺典子(ソプラノ)
 海上なぎさ(オーボエ/イングリッシュ・ホルン)
 會田瑞樹(打楽器)

と き: 20181110日(土)
開 演: 16 時開演(開場 30 分前)

一般券: 3500

終演後、レセプション・パーティを行います。伊勢佐木バル333特製のスペイン料理はもちろんのこと、本公演のために特にご用意いたしましたオリジナル・ カクテル「龍安寺」「西芳寺」も休憩時に是非お楽しみください。(有料)
チケットのご購入は直接工房・寂までメールでお知らせください(ウェブサイトはこちら)

ところ: 伊勢佐木バル333
     横浜市中区伊勢佐木町 1-3-1 B1

「虚音」

最近執筆した学術論文が、美学雑誌「Journal of Aesthetics and Art Criticism」に発表されました。「虚音:禅由来の現代音楽の美学に向かって」という論文です。現代音楽の聴き方/解釈の仕方が日本の哲学(特に京都学派の美学)にどう影響を受けたか、についてです。また、「Aesthetics for Birds」という美学ブログが簡単な要約を投稿してくれています(英語、無料)。

摘要
To attempt to fill a perceived gap in Japanese aesthetics concerning music, this paper sketches a possible way into conceptualising a Zen- or Kyoto-school-derived aesthetics of contemporary music. Drawing principally on Kyoto-School philosopher Ueda Shizuteru’s theories of language’s three levels (signal, symbolic, and hollow words), the author proposes a similar distinction between different kinds of musical experience. Analogous with Ueda’s analysis of poetry, the oscillation of signal or symbolic sound and hollow ones is found to be what gives certain contemporary music its spiritual power. By applying this poetic-religious theory of language to music, an entirely new way of understanding contemporary music becomes apparent. As test case of this new approach, Morton Feldman’s 1970 work The Viola in My Life (2) is analysed. The final section addresses the differences between this method of understanding via nothingness and traditional Idealist approaches via the Absolute.
Keywords: Kyoto School, Ueda Shizuteru, Morton Feldman, Jonathan Harvey, aesthetics of contemporary (atonal) music

10月に3つのコンサート

忙しい10月:二つの新作が初演されます。また重みのあるソロ作品が再演されます。

まず、10月6日に渋谷の松涛サロンで大井浩明さんが私の新作ピアノソロ「霞を抜けて」を初演します。Portraits of Composers第37回公演《北米ピアノ・アンソロジー》の中で取り上げられるが、現代の代表的な作曲家(バビット、カーター、クラム、アダムズ、ゾーン、ヴィヴィエ)の作品も同時に演奏される予定です。

私の新作のプログラムノートから:

霞のような三層の音楽素材が厚くなり、次第に消散していく。バスのクラスターは次第に個々の音符になっていく。旋律が鍵盤の上に大きく広がり、だんだん早くなり、そして遅くなっていく。鍵盤中央部の倍音はあるときは複雑な、またあるときは簡素なニュアンスの微分音の和音を伴なって、本曲のサウンドスケープを彩っていく。


詳細、予約は大井氏のウェブサイトをご覧ください

エレキギターとフィールド・レコーディングのための「歌枕1:寧楽池(ならのいけ)」は、山田岳氏が10月17日、 ティアラこうとうで初演します(9月に初演された「歌枕2:アルナルダールル」もご覧ください)。エレキギターのための作品を作曲したのは初めてだったので、私にとっては本当に実験的な作品です。

プログラムノートの抜粋:

歌枕1:「寧楽池」は、春日大社の池と猿沢池、勝間田池といった歌枕に基づいて作曲 した。それらの池はそれぞれ春や王子の恋人の自殺、儚さに関連付けられている。


演奏会の詳細、また予約は山田氏のウェブサイトをご覧ください

最後に、吉澤延隆氏から2013年に委嘱を受けて作曲した箏曲「小男鹿」が再演されます。私の全作品のなかで、「小男鹿」は画期的作品である。能の美学に係る作法に則って作った初の作品で、今までで一番長いソロ曲です。その秋の連歌がテーマの演奏会は1024日、古賀政男音楽博物館内けやきホールで行われます。詳細、予約はe+のウェブサイトをご覧ください

吉澤氏が「小男鹿」の初演を再考してください:

シン・エッジ ・ニュー ・ミュージック・コレクティヴ ジャパン ・ツアー

「今カナダでもっとも熱く、かつ勇気ある現代音楽アンサンブル」Thin Edge New Music Collective (シン・エッジ ・ニュー ・ミュージック・コレクティヴ、TENMC)が今年の夏、初めてアジアツアーのため来日します。TENMCの共同監督シェリル・デュヴァル氏とイラナ・ワニアック氏が東京で3回、福井で1回、演奏会を開催します。
日本初演作も数多く演奏されます。私が作曲したヴァイオリン、ピアノ、フィールド・レコーディング、ビデオのための「歌枕2:アルナルダールル」も世界初演です。今年の春休み、アーツ・アイスランドのレシデンシーで録音したものを用いて作った新作です。

【お問い合わせ】
atelierjaku@gmail.com

TENMC 1回公演 「カナダ⇄ニッポン」
2018 8 30 () 19 時開演(18 時半開場)
【入場料】3000 (当日+500 )
公園通りクラシックス
  • カイヤ・サーリアホ - Frises for violin and electronics (日本初演)
  • リンダ・カトリン・スミス - With Their Shadows Long for violin and piano (日本初演)
  • 渋谷由香 - View from the Round Window 2 for piano
  • 鈴木琴香 - Shimmer Tree for piano and electronics (日本初演)
  • 黒田崇宏 - Two Bows for violin solo
  • ブライアン・ハーモン - Cherry Beach for violin and piano with electronics (日本初演)

TENMCイン福井 
2018 9 2 () 16 時開演(15 時半開場)
北ノ庄クラシックス
(前売り)2,000円 (当日券)2,500円(大学生前売り)1,500円(高校生以下前売り)1,000円
  • モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第28番 ホ短調
  • リンダ・カトリン・スミス:彼らの長い影と
  • 渋谷由香:円窓からの眺めⅡ
  • ハチャトゥリアン:三重奏曲
  • 星谷丈生:祖先の歌Ⅱ

TENMC 2回公演「インプロヴ」(即興演奏会)
2018 9 5 () 19 時半開演(19 時開場)
【入場料】2000
ftarri 水道橋
【客演】 石川高()/ マクイーン時田深山(十七絃箏)

TENMC 3回公演 「海から海へ、また海へ」
2018 9 6 () 19 時半開演(19 時開場)
【入場料】3000 (当日+500 )(ドリンク別)
SuperDeluxe
  • 酒井健治 - Chasm for violin and piano
  • ゼミソン・ダリル - 「歌枕2:アルナルダールル」 for violin, piano, field recordings, and video (世界初演)
  • マリア・デ・アルヴェアール - Thinking for violin, piano, and live video (日本初演)

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2018年6月2日—井上郷子氏が「フーガ(変イ)」を初演

今年3月アイスランドで作曲した「フーガ(変イ)」を6月2日16時、素晴らしいピアニストである井上郷子氏が日本初演します。井上氏が本作を今月初旬にモントリオールとトロントで初演しました。
演奏は
両国門天ホールで行われます。

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